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【ヤ2-6巨】ミスをチャンスに、チャンスをモノに【秋田県立野球場】

序盤は痺れるような投手戦でした。
ヤクルト先発左腕の石川は打たせてて取るタイプのゴロピッチャーで、ウチの先発山口は速球でグイグイ押してくフライピッチャーと、どこか対照的な顔合わせとなりました。

・山口vs石川
・山田エラー
・阿部の使いどころ
・棚ぼた追加点(3点も)

石川はいつも通り丁寧に丁寧に変化球をアウトローに集めて長打を許さないピッチングを根気よく続けました。39歳になってもローテーションの一角であり続けらる技術を存分に発揮していて、ウチの打線もいつも通り快音を残せず苦しめられる展開から始まります。そのため石川からは無得点のまま、梅野ハフマクガフから得点しないといけないのかなと思っていました。

しかしゴロピッチャーの宿命か、ほころびは投球内容とは別の面から生まれます。
4回表、先頭打者の坂本の当たりは平凡な内野ゴロ。ところがこれをセカンド山田がファンブルしてしまい、ノーアウトからランナー出塁となります。この好機を丸が単打で広げノーアウト1・2塁。岡本はライトフライとなるも、坂本がタッチアップで3塁へ進みワンアウト1・3塁で打席には今日5番の陽が入ります。

この場面で陽がよくやる最悪のパターンは二遊間ゲッツーだったので、丸絶対走ってくれと願っていたらカウント2ー2となる空振りの間に盗塁成功。さすがです。
ランナー2・3塁となったことでヤクルト内野陣が前進守備となり、ゴロのヒットゾーンが広がります。打席の陽はフルカウントとなった後、6球目のシンカーをうまく当てるだけのバッティングをして、前進守備の一二塁間を点々と抜いていく2点タイムリーを生みだします。

難敵石川から2点も先制を取れた事は非常に良い展開で、今日の山口の安定した出来からしても大きな大きな援護点でした。
相手のエラーから小技と戦略でもぎ取ったというのも、今後エース級のピッチャーを相手にした時にも有効な戦法なので、チームとして点をとったとても良い事例となりました。

その後試合は2ー0のまま7回表を向かえます。
ウチは7回と8回を任せるピッチャーが確定していないため、好投の山口を引っ張るか追加点を狙いにいくか難しい状況に置かれていました。

ヤクルトはベテラン石川から若手の梅野に投手交代。それに合わせて先頭打者の若林も右打席から左打席に変えて対峙します。折に触れて言っていると思いますが、若林は選球眼もパワーも左の方が良いので左一本でやっていってほしいんです。その願いを後押しするように、右腕梅野からそれまで凡退していたのが嘘のような会心の2塁打を放ってみせます。

ノーアウト2塁でビヤヌエバの打席でしたが、ベンチが動いて代打阿部を送り出します。私はここはビヤに任せて小林か山口のところで阿部で良いのではと最初疑問に思いましたが、どちらを代えてもバッテリー交代となってしまうので、やはり好投の山口は引っ張りたいからこの場を阿部に委ねる事にしたのだろうと納得しました。
しかし結果は凡退。このまま2ー0のロースコアで山口を引っ張るだけ引っ張って逃げ切らなければいけないのかと覚悟し始めました。

小林は当たり前のように凡退し、ツーアウトで打席に山口がそのまま入ります。得点圏のランナーが無駄に終わるなぁと勿体ない気分でいたら、何と四球で出塁。
ツーアウト1・2塁で打席には1番に返って亀井。四球の反省からか、梅野に簡単にツーストライクを取られ、粘った後の5球目のフォークを空振り三振。ところが捕手中村が後逸して振り逃げとなり、ファーストへギリギリアウトか微妙なタイミングで送球するも村上がこれを落としてしまってセーフ。ツーアウト満塁となります。

次は復調したのか微妙な坂本でしたが、四球を選んで押し出しとなり3-0。
諦めかけた展開からとうとう欲しかった追加点をもぎとりました。しかも山口は続投させられるというこれ以上ない結果です。
さらに続く丸の打球をこれまたセカンド山田が弾いてしまって2点追加で5-0。結局この回ヒット1本で3得点を上げました。

余裕のリードとなってからは7回も山口が難なく抑え、8回は大竹が3人でピシャリ。9回表には坂本にお久しぶりの本塁打が飛び出し6-0。
これで完封リレーで綺麗に終われれば良かったのですが、9回を任された高木がルーキー中山にツーランを浴びて6-2となり泥がついてしまいます。それでも後続はなんとか抑えて中川を出さずにゲームを終えられました。

ヤクルト投手陣を打ち崩せたとは言い難いものの、相手のミスを逃さず点に繋げられた良い試合でした。
大黒柱山口は今日も安定のピッチングで無失点。頼りになります。
広島が破れたためゲーム差も2.5に広がり、オールスターまでに独走体制に入れそうな予兆です。

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